ポーランド政府、ダ・ヴィンチ名作絵画を「かなりの安値」で購入

2016年12月30日 13:20


[ワルシャワ 29日 ロイター] - ポーランド政府は29日、レオナルド・ダ・ヴィンチの作品「白貂を抱く貴婦人」を民間の財団から購入したと発表した。


1490年製作の同作品は他の数千点の美術品とともに、チャルトリスキ公爵財団から1億ユーロ(約122.6億円)で購入される。

ニュースツリーオブセイヴァー RMT

この購入資金のため、ポーランドは連邦予算の修正を余儀なくされたが、ポーランドの文化相は記者団に「市場価格からすれば、何分の1の価格だ」と述べた。ポーランド政府は、重要な企業や文化財の国有化を幅広く推進している。


財団の創立者でもあるアダム・チャルトリスキ公爵は「私の決断だ。寄付を行っているように感じている」と語った。